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【絵本 読み聞かせ】一日を通して挨拶が学べるお話/白くまくんの一日(しろくまくんのいちにち)

2020-8-4

あらすじ…

一日の挨拶が学べるお話。

ピクニックに出かけたしろくま君。お昼のサンドウィッチを食べるとウトウト眠たくなり「おやすみなさい」とついつい寝てしまいした。すると…

「おはよう」「ありがとう」…挨拶って大切ですね。

白くまくんの一日

朝起きた白くまくんは「おはよう」と言いながら、お花にお水をあげて、ペットの金魚に餌をあげました。窓を開けて深呼吸した白くまくん。「今日はピクニックでもしようかな」よく晴れた空を見上げて言いました。

白くまくんはお気に入りの帽子をかぶると、たっぷり入った水筒とたっぷりはいったお弁当を持って、さっそくピクニックにでかけます。「おはようトナカイさん」「おはようカモメさん」みんなに朝のご挨拶。

海までやてきた白くまくんは、浮いている氷に腰掛けて、疲れた足を海につけました。「気持ちがいいな♪」するとお腹がグーっと鳴りました。白くまくんはお弁当を広げると「いただきます」とご挨拶。

大好物のサンドイッチを食べていると、シロイルカさんが遊んでいるのが見えました。「こんにちは、シロイルカさん」「こんにちは、白くまくん」シロイルカさんは白くまくんに手をひらひらと振りました。

白くまくんも手を振り返すと、もぐもぐゴックン。残りのサンドイッチを食べ終えて「ごちそうさま」とご挨拶。お腹いっぱい食べた白くまくんは、ちょっぴり眠たくなったので「ちょっとだけ…おやすみなさい…」そのままウトウト寝てしまいました。

ゆらゆら波に揺られながら気持ちよくお昼寝をしていた白くまくん。ゆらゆら、ゆらゆら揺れながら、どんどん、どんどん流れていきます。あんまりぐっすり眠っていたので、白くまくんは気が付きません。

ふと目が覚めると…空はもうオレンジ色。「大変だ!もう夕方だ!ん?ここはどこだ?」ゆらゆら流された氷は、白くまくんの知らない場所まできてしまっていたのです。空にはお月さまが顔を出し始めました。

すると、朝会ったカモメが飛んできました。「こんばんは、白くまくん」カモメは白くまくんの話を聞くと「あそこにピカピカ光る灯台が見えるだろ?あれが、白くまくんの家の方だよ」と教えてくれました。

泳ぐのが得意な白くまくんは、「ありがとう」とお礼を言うと、急いで泳いで戻りました。もといた場所までたどり着くと、さっきのカモメが重たそうに何かを運んで来るのが見えました。

「忘れ物だよ」カモメはお弁当と水筒と帽子を運んできてくれたのです。「ありがとうカモメさん」白くまくんがペコリとお辞儀をすると「どういたしまして」カモメもペコリと頭を下げて、飛んでいきました。

次の日、白くまくんは、大きなケーキを焼きました。【ありがとう】の手紙を書いて、カモメさんにプレゼント。カモメさんは「ありがとう」とお礼を言って「いただきます」白くまくんと仲良く一緒に食べました。

おしまい

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