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【絵本 読み聞かせ】おやすみ お月さま/なかなか眠れないお子様に♪寝かしつけに最適な眠くなる読み聞かせ絵本

2020-3-25

あらすじ…

なかなか眠れない動物達とお月さまのお話。

「お月さま、眠れないの」動物たちは優しいお月さまに話します。お月さまがにっこり笑ってアドバイスをすると…。

ゆっくりぐっすり眠たくなる、寝る前の読み聞かせ絵本です。

おやすみ お月さま

「おやすみなさい」お月さまは空へのぼるとみんなに聞こえるようにいいました。「おやすみなさいお月さま」「おやすみなさい、またあした」動物村のみんなは窓からお月さまに挨拶をすませると、布団へ潜り込みました。

すやすやみんなが眠る頃、羊のメェメェが窓から顔を出しました。「お月さま…私、眠れないの。」「どうして眠れないんだい?」「あのね、明日みんなの前で歌を歌うの。うまく歌えるか心配で。」メェメェはしょんぼりとうつむきました。

「たくさん練習したのかい?」「もちろん、毎日練習したわ」「それなら大丈夫。練習したとおりに歌えばいいんだよ。」「もし失敗しちゃったら?」「失敗したっていいんだよ。頑張って練習していたことを、みんな知ってるからね。」

メェメェはお月さまと話すと安心して、なんだか眠たくなりました。「ふわぁぁ…おやすみなさい、お月さま。。」メェメェがお布団に入ると、今度はたぬきのポンタが窓から顔を出しました。「お月さま、ボク眠れないんだ」「どうして眠れないんだい?」

「あのね、今日お友達と喧嘩しちゃったの。。なんだか心がモヤモヤしちゃって。」「仲直りがしたいんだね?」「うん。でも恥ずかしくてごめんねって言えないんだ。」「大丈夫。手紙を書いて渡してごらん?きっと気持ちは伝わるよ。」

ポンタはさっそく手紙を書いてお月さまに見せました。お月さまがにっこり笑うと、ポンタは安心して、なんだか眠たくなりました。「ふわぁぁ…おやすみなさい、お月さま。」ポンタがお布団に入ると、今度はうさぎのミミが窓から顔を出しました。

「お月さま、眠れなくって困ってるの」「どうして眠れないんだい?」「あのね、明日家族でピクニックに行くの。なんだかワクワクしちゃって。。」「とっても素敵だね。そしたらホットミルクを飲んでみると良いよ。体が温まって眠たくなるよ。」

ミミはホットミルクを飲むと窓から顔を出しました。「ホットミルクが美味しくて、もっと目が冷めちゃった。」「それは困った。じゃぁ、布団に入ってゆっくり数を数えてみて?きっと眠たくなるよ。」

ミミはお布団にはいるとゆっくり数を数え始めました。「い~ち…に~い…」数を数えるうちに、体がポカポカだったミミは、いつの間にか眠ってしまいました。すると「お月さま、眠れないんだ。」どこからか声が聞こえました。

お月さまがキョロキョロすると、その声はお星様でした。「それならボクの代わりに、しばらく夜を照らしててくれないかい?ボク…もう眠たくって…」お月さまはウトウトしながら言いました。「うん!いいよ!」

お星様が言うと、お月さまは「ありがとう」とコックリコックリ眠りにつきました。お星様はみんなで集まって、お月さまの代わりに夜を照らしました。ほんのちょっとの間だけ…おやすみなさい、お月さま。

おしまい

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