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【絵本 読み聞かせ】サツマイモ掘り(さつまいもほり)/「大きなかぶ」のようになかなか抜けないサツマイモのお話

2019-11-8

あらすじ…

ねずみ保育園のさつまいも掘り。 うんとこしょ!どっこいしょ!なかなか抜けないさつまいも。

なかなか抜けないさつまいもは、まるで大きなカブの絵本のようでした。

協力することの大切さが学べるお話です。

 

サツマイモ掘り

 

今日はねずみの保育園のさつまいも掘り。さつまいもが大好きな10匹の子ねずみ達は、ウキウキわくわく森の中を進んでいました。

「オレが一番大きなさつまいもを掘るんだ!」「焼き芋にして食べようかなー。」「大学芋もいいなー。」「スウィートポテトも食べたーい♪」子ねずみ達はお芋のことで頭がいっぱいです。

すると、目の前にさつま芋畑が見えてきました。青々と輝いている葉っぱが、キレイな列になって並んでいます。見渡す限りのさつま芋畑をみて、「お芋がたくさーん!」子ねずみ達は駆け出しました。

先生は1匹に1本、引っ張るお芋のツルを渡しました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」「うんとこしょ!どっこいしょ!」掛け声を合わせて引っ張りますが、なかなかさつま芋は抜けません。1匹の子ねずみは『おおきなカブ』の絵本を思い出しました。

「力を合わせれば抜けるかも!」さっそく隣のねずみを呼んできました。2匹は力を合わせて引っ張ります。「うんとこしょ!どっこいしょ!」それでもさつま芋は抜けません。 2匹はさらに隣のねずみを呼んできました。

「うんとこしょ!どっこいしょ!」まだまだやっぱり抜けません。さらに隣のネズミを呼んで「うんとこしょ!どっこいしょ!」やっぱりさっぱり抜けません。また隣のねずみをよんで、また隣のねずみをよんで最後は先生も入って、10匹と先生で引っ張りました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」

するとついに…スポーン!さつま芋が抜けました。ツルにはいくつもおおきな芋がぶら下がっています。みんなは他のツルも次々とひっぱりました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」すると、どのツルにもお芋が沢山ついていました。

いっぽん、にほん、さんぼん、よんほん…とてもたくさんとれたので、焼き芋にしてみんなで食べることにしました。「わーい!焼き芋だー!」ねずみ達はせっせと枯れ葉を集めます。

あっという間に枯れ葉の山ができると、お芋を入れて焼けるのを待ちました。空に昇る煙を見ながら「早く焼けないかなー」「ホクホクかなー」「甘いかなー」みんな楽しみでワクワクしています。

しばらくするとお芋が焼き上がりました。先生がみんなに配ると、子ねずみ達は嬉しそうに焼き立てアツアツのお芋を頬張りました。「甘いねー」「ホクホクだねー」晴れた空の下、みんなで食べる焼き芋はそれはもう最高に美味しかったのです。

焼き芋で元気満タンになった子ねずみ達は、残ったお芋をお土産に持って帰りました。帰り道「焼き芋美味しかったね!」「家に帰ったら大学芋つくってもらおう!」「私はやっぱりスイートポテトかな!」子ねずみ達は、やっぱりお芋のことで頭がいっぱいでした。

 

おしまい

 

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