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【絵本読み聞かせ】雷さん(かみなりさん)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-6-7

あらすじ…

カミナリがゴロゴロピカピカ鳴る仕組みについて、わかりやすく学べるストーリー。

雲の中はいつも氷がぶつかり合っていました。パチパチと静電気が雲にたまると、カミナリさんが現れて…。

カミナリがなったら「がんばれカミナリさん!」と応援してあげたくなるお話。

 

雷さん(かみなりさん)

 

ここはモクモク雲のなか。雲の中に入ってきた小さな氷と、雲から出ていく大きな氷が、カチカチカチカチいつも忙しそうにぶつかり合っていました。「いったーい!」「ごめんごめん!」「気をつけてー!」氷がぶつかるたびにパチパチと静電気の音がします。

雲の中はぶつかったときにできるパチパチの静電気でいっぱいになりました。「ん~もうパチパチパチパチ限界だ~!!」雲が叫ぶと、溜まった静電気の中からボワンと雷さんが現れました。「ふわぁぁ…。またボクの出番かぁ。」

眠たそうに目をこすりながら雷さんが言うと「早く雷を鳴らしてくれよ~。もうボクの中が静電気でパチパチパチパチ、痛くてたまらないんだ。」雲はつらそうに言いました。

「わかったわかった。ちょっと待ってて。」雷さんはそう言うと、雲の真ん中に立ってスゥゥゥ~っと大きく息を吸い込みました。雷さんの口の中にはパチパチしていた静電気がどんどん吸い込まれていきます。

体が風船のように膨れると、雷さんは一気に雲の下に向かって吐き出しました。「ぶはぁぁぁ~!!」雷さんが吐いた静電気は、ピカピカ光ながら勢いよく雲の下へと向かいます。空気がブルブル震えて「ゴロゴロゴロゴロ~!!!」「バリバリバリバリバリ~!!」ものすごい音がなっています。

雷さんは雲の上から人間を覗いてみました。「おー、みんなちゃんとおへそ隠してるな~。感心感心♪」雷さんがうなずいていると「まだまだパチパチ痛いよ~」雲が泣きそうな声で言いました。

「わかったわかった」雷さんはスゥ~ハァ~スゥ~ハァ~吸っては吐いて大忙し。雲の下では「ゴロゴロゴロゴロ~」「バリバリバリ~」なかなか止まない雷に子供たちはみんな部屋でおへそを隠して丸まっていました。

お部屋でおへそを隠していたいっくんは、「どうしておへそを隠すの?」ママに聞いてみました。「おへそを隠しておくと、頭が低くなって雷が落ちてこないのよ。それに、あったまってお腹も壊さないでしょ?」ママがそう言うと「そうなんだ!雷さんがおへそ食べちゃうのかと思った!」いっくんはホッとひと安心。

そのころ空では「あ~やっとパチパチしたのがなくなった~。ありがとう雷さん!」雲がお礼を言うと「いいっていいって!また痛くなったら呼んでくれ!」雷さんはニコッと笑ってボワンと消えていきました。

雷はゴロゴロピカピカ音も大きいしなんだか恐い。でも、雷さんは怒ってゴロゴロピカピカしているわけではありません。パチパチ静電気を痛がっている雲を助けてあげようと、一生懸命頑張っているのです。今度雷がなったら、おへそを隠しながら「がんばれ雷さん!」って応援してあげてくださいね。

 

おしまい

 

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