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【絵本読み聞かせ】梅雨の雨雲(つゆのあまぐも)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-6-3

あらすじ…

シトシト雨が降る梅雨。そんな梅雨の仕組みを雲の目線からわかりやすく学べる物語。

冬の雲と夏の雲が押し合いへし合いの喧嘩をしていました。そこから雨雲が生まれて雨を降らせますが、2つの雲はまったく気が付かないで喧嘩を続けます。

どんな仕組みかわかると、雨の毎日も楽しく過ごせそうですね。

 

梅雨の雨雲

 

6月になったころ。空ではまだまだみんなと一緒にいたい冬の冷たい雲と、待ちくたびれた夏の暑い雲が、喧嘩をしていました。「もう冬はおしまいだよ~!早くそこをどいてくれよ!」「ボクだってまだみんなと遊びたいんだよ~!」

押し合いへし合い喧嘩をしていると、ぶつかり合ったところからモクモクと新しい雲が生まれてきました。冬の雲と夏の雲、2つの雲が混ざってできた雲は、雨を降らせるあま雲になりました。「わーい!たくさん雨をふらせちゃおーっと♪」

元気いっぱいのあま雲は、シトシト雨を降らせはじめました。でも押し合いっこに夢中の冬の雲と夏の雲は、あま雲に気が付きません。「もうあっち行ってよ~!」「やだやだ~!まだあそぶ~!」2つの雲は同じくらいの力だったので、ぎゅうぎゅうギュウギュウ押し合って、全くそこから動きませんでした。

その頃、雲の下ではケイ君がシトシト続く雨を部屋から見ていました。「今日も雨ー!!ボクもうお家で遊ぶのやだー!!公園でブランコ乗りたいよー!!」外で遊べなくて怒っているケイ君。もうずっと、大好きなブランコで遊んでいませんでした。

「今は梅雨だから我慢しようね」ママはケイ君を膝に乗せました。「梅雨ってなぁに?」ケイ君は不思議そうにママを見つめました。「雨がとてもたくさん降る季節のことよ。『梅雨』が終われば夏になるから、そしたらたくさん遊ぼうね」ママはケイ君の頭をなでながら言いました。

「もうすぐ夏ー?」ケイ君は夏が大好きでした。「そう。夏になったらプールもできるし虫探しもするでしょ?お祭りに花火大会に…たくさん遊べるね!だから、疲れて遊べなくならないように今はお部屋で少しお休みしよ?」

それを聞いたケイ君は、夏の楽しいことを考えてワクワクしました。「ボク、梅雨の時はお部屋で遊ぶ!」夏が楽しみだったケイ君は、夏にやりたいことをお絵かきしたり工作したり、家の中でたくさん遊ぶことにしました。それから少したったある日…。

「ん~あとちょっと!!」「まだまだ負けないぞ~!!」空での喧嘩はまだ続いていました。「夏になるとあんまり出番がなくなっちゃうから、その前にいっぱい降っておかなくっちゃ♪」あま雲はせっせと雨を降らせています。

「うんとこしょ!うんとこしょ!」夏の雲が冬の雲を押し出します。「んんん~…あーもうボクの負けだ!」ついに冬の雲がどこかへ行ってしまいました。二人の勝負が終わると、いつのまにかあま雲もどこかへ消えてしまいました。

「やっとボクの季節だ!」夏の雲が、暑い空気をみんなの元へ届けます。すると、晴れた空が気持ちいい、夏が始まりました。「ママー!やっと晴れたよ!公園行こう!」ケイ君は久しぶりに晴れた空の下、思いっきりブランコを楽しみました。

 

おしまい

 

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