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【絵本読み聞かせ】エイプリルフールの嘘(エイプリルフールのうそ)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-4-1

あらすじ…

エイプリルフールに嘘をついたそうた君のお話です。

エイプリルフールの日。そうた君は「熱があるんだ…」と嘘をつきました。みんなが心配する姿を楽しんでいたそうた君は、本当にお腹が痛くなってしまいます。でも誰にも信じてもらうことができず…。

このお話から、エイプリルフールの本当の楽しみ方が学べます。

 

エイプリルフールの嘘

 

今日は4月1日のエイプリルフール。エイプリルフールは、堂々と嘘をついていい1年に1度の特別な日です。そうた君はこの日を待ちわびていました。

保育園についたそうた君。「おはよう。。。ボク今日熱があるんだ。。。」みんなにそう挨拶します。「そうた君大丈夫?」「おくすりのんだ?」「せんせい!そうた君おねつだって!」みんな心配そうにそうた君に話しかけると

「クックックッ…嘘だよ嘘!今日はエイプリルフールで嘘ついていい日なんだよ!」そうた君はみんなが心配している姿を笑いました。「なんだよー」「嘘はいけないんだよー」そうた君のお熱が嘘だと知ったみんなは口々にいいました。

「エイプリルフールだからいいんだもーん!」そうた君はみんなにベロベロベーっとアカンベーをしました。
それからも、そうた君は「頭が痛い」「めまいがする」「転んで怪我をした」などなど、1日中嘘をついていました。

最初はそうた君の嘘を信じていたみんなも、お昼が終わる頃にはもう誰も信じなくなっていました。「せっかくのエイプリルフールなのにつまんないのー…。どんな嘘なら信じてくれるかなー…」そうた君がそんなことを考えていると…

「あれれ…イタタタ…なんだかお腹が痛くなってきた…」急にそうた君のお腹が痛くなりだしました。「お腹…痛い…」周りのみんなに助けてと言っても「また嘘でしょー」と誰も聞いてくれません。先生に言っても「はいはい、わかったわかった」と本気にしてくれません。

本当のことなのに、嘘だと思われて誰にもわかってもらえないそうた君。そんな中、さらにお腹が痛くなってきてしまいました。「痛いようー…みんな本当だって信じてくれない…嘘ばっかりついてたオオカミ少年とおんなじになっちゃったよぉ…」ついにそうた君は泣き出してしまいました。

そんなそうた君の様子に気づいた先生は、慌ててそうた君をトイレに連れていきました。しばらく休んで落ち着いたそうた君。教室に戻ると、「信じなくってごめんね」「嘘っていってごめんね」「もう大丈夫?」みんなが心配そうに近づいてきました。

「…ボクも…たくさん嘘ついてごめんなさい!」そうた君はみんなの優しい気持ちに、嘘をついたことが苦しくなって、また泣いてしまいました。すると先生が「エイプリルフールってね、嘘をついていい日なんだけどね、楽しい嘘をつく日なの。」と話し始めました。

「楽しいうそー?」みんな顔を見合わせました。「そう。楽しくて笑っちゃう嘘。たとえばー…先生の大好物はパンダです!…とか♪」「えーーー!先生パンダ食べちゃうのー!」みんなゲラゲラ笑いました。

「楽しい嘘をついて、みんなで笑いましょうって日だから、人が傷つく嘘とか、悲しむ嘘、心配する嘘をつくのは良くないことなの。だって、そんなの楽しくないし、笑えないでしょ?」それを聞いたそうた君は、「ボク…自分が楽しければいいと思ったんだ…。みんなごめんなさい!」もういちどみんなに謝りました。

「後もう一つ…嘘は一つだけにしましょうね。なんでか分かるかな?」先生が言うとそうた君はうつむきながら言いました。「たくさん嘘をつくと、オオカミ少年になっちゃうからです…。」そうた君はお腹が痛いことをみんなに信じてもらえなかった時、嘘つきのオオカミ少年になったような気がしたのです。

「その通り!だからエイプリルフールは、とっておきの楽しい嘘を、ひとつだけにしようね!」先生が言うと「おれ…実は空飛べるんだ!」「私の家はお城なの!」みんなとっておきの楽しい嘘を付き始めて、教室は笑い声であふれました。エイプリルフールは楽しい嘘、みんなはエイプリルフールの楽しい嘘でたくさん笑う一日を過ごしました。

 

おしまい

 

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