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【絵本読み聞かせ】メガネ(めがね)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-5-28

あらすじ…

初めてメガネをかけるゆう君のお話です。

目が悪くて、周りの景色も心も毎日もやもやしていたゆう君。検査の結果、メガネをかけなくてはいけないことがわかりました。メガネをかけることを不安に思っていたゆう君でしたが、なぜメガネをかけるのか、その理由を知って挑戦してみることにしました。

このお話から、目が悪いとなぜメガネが必要なのか、かけるとどう見える世界が変わるのかが学べます。

 

メガネ(めがね)

 

ある晴れた日。ザワザワと葉っぱが風に揺れています。可愛い小鳥が空を飛び、足元には小さな花が咲いていました。でも、ゆう君はそんなきれいな景色には気が付かず、トボトボと学校へ向かっていました。

ゆう君は勉強も運動もあまり好きではありませんでした。先生が黒板に書く文字はよく見えないし、学校の休み時間にする野球も、ボールがよく見えなくていつもエラーをしてしまいます。

テストの点数が悪くてお母さんには怒られ、友達からはあまり野球に誘われなくなりました。周りがなんだかぼやけて見えるせいか、心もいつもモヤモヤしていました。そんなある日、学校の視力検査の結果が悪くて、眼科に行く事になりました。

検査の結果、ゆう君はメガネをかけなくてはならないことがわかりました。お医者さんにその事を伝えられたゆう君は「メガネなんてかっこ悪いよ!絶対にかけないからね!」そう言って、泣きながらお母さんと家へ帰りました。

夜、お医者さんがくれた手紙をお母さんが読んでくれました。そこには『目が良く見えるからこそできる、小さな発見や気づきが沢山あること』『それを見ることで脳が成長すること』『これ以上目が悪くならないようにする役割があること』など、メガネをかけることで毎日が楽しくなることが書かれていました。

手紙を読んだゆう君は少しだけ、「メガネをかけた景色ってどんな感じなんだろう…」と興味が湧きました。ゆう君はお母さんとメガネ屋さんへ行ってみることにしました。

次の日「メガネ…あんまりかけたくないんだ…」まだ少しふてくされているゆう君に、メガネ屋さんは色々なメガネを見せてくれました。スポーツマンっぽいメガネ、勉強が得意そうに見えるメガネ、かっこいいメガネ、おしゃれなメガネ…

メガネの種類の多さにゆう君は驚きました。いろいろ見せてもらった中で、縁が大好きな青色になっているメガネが気になりました。「これかっこいいかも…」

メガネはかっこ悪いと思っていたゆう君でしたが、実際にお店でかけてみると、かっこいいものがたくさんありました。自分だけの特別なメガネ。いつの間にか、出来上がるのが待ち遠しくなるほどゆう君はワクワクしていました。

数日後、お店から連絡をもらって、メガネを取りに行きました。出来上がったメガネを見ると、嬉しさがこみ上げてきました。「これは、ボクだけの特別なメガネなんだ!」家に帰るまで待ちきれず、ゆう君はメガネをかけてみました。

すると、いままでの景色とは全然違ったきれいな景色が映し出されました。嬉しくて思わず外に出ると、葉っぱが風に揺れる様子も、きれいな緑も、空を飛んでいる可愛良い小鳥もはっきりくっきり見えました。

次の日ゆう君は、学校へメガネをかけて行きました。いつもと同じ道、いつもと同じ場所なのに、いろいろな景色が見えて、なんだか別の場所を歩いているようで心がウキウキしました。

少し照れくさそうに教室に入ると「あー!メガネかけてる!」「かこいいじゃん!!」「俺にもかけさせてよ!」みんなが集まってきました。ゆう君は「これはボクの目に合わせた、ボクだけのメガネだからね。他の人には貸せないんだ。」と得意げに言いました。

メガネをかけた、はじめての授業。黒板の文字がよく見えました。休み時間の野球、初めてエラーを1度も出しませんでした。それどころか、満塁ホームランまで打ち、大活躍したのです。今までぼやけていた球がはっきりと見えるようになったおかげでした。いつも眠たかった授業が楽しくなり、野球もみんなと出来るようになりました。

メガネをかけることで見える景色がはっきりすると、いままでの心のモヤモヤもスッキリとなくなり、ゆう君の毎日はとても楽しくなりました。これからずっと使う目。その目を守るためにも、毎日楽しく過ごすためにも、ゆう君はメガネを嫌がらずに毎日かけようと心に誓いました。

おしまい

 

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