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【絵本読み聞かせ】心の声(こころのこえ)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-3-4

あらすじ…

あき君とお母さんとの間でやり取りされていた手紙の秘密が書かれた物語です。

小さい頃にお母さんが亡くなったことを知らないまま、お母さんに手紙を書き続けたあき君。その気持ちを考えるとなかなか本当のことを言えずにいたお父さんはある時、あき君にその秘密を明かします。

あき君は長年手紙を仲介してくれていたお父さんの気持ちを知り、これからは天国にいるお母さんと自分とで会話することを決めたのです。

 

心の声(こころのこえ)

 

あき君のお母さんは、あき君が3歳の頃病気で亡くなりました。 まだ小さかったあき君は、あまり理解が出きず、お母さんはどこかに出掛けているのだと思っていました。

あき君が保育園で書いた絵をお母さんに見せたいと言うと、「見せておくからね」と少し悲しそうな顔でお父さんは答えました。

しばらくしたある日、「お母さん、ボクの絵見てくれたかなー」あき君は絵のことが気になっている様子でした。お父さんはまた少し悲しそうな顔で「こんなに絵が上手になったんだねって褒めていたよ」と答えました。

それを聞いてあき君は大喜び。その姿を見たお父さんは、あき君が小さい頃、お母さんがそう言ってあき君の絵を褒めていたのを思い出しました。

その日からあき君は毎日お母さんに見せる絵を書きました。そしてそのたびに、お母さんに見せるようにお父さんへお願いをし、お母さんの感想を聞くようになりました。

お父さんは1人でいる時、空を見上げることが多くなりました。「どう思う?」「どうしようか」そう寂しそうに、空に向かってつぶやきました。

あき君は頑張って字の練習もしました。お母さんへ手紙を書きたかったのです。少しだけ字が書けるようになったあき君は、お母さんへ手紙を書きました。

「おかあさんとあそびたいよ あき」
それを見たお父さんは、涙を堪えながら「必ずお母さんへ伝えるね。お母さん、きっと喜んでくれるね。」とその手紙を受け取りました。

でも…何日たってもお母さんからの返事はきませんでした。「お母さんにちゃんと手紙みせてくれた?」あき君はお父さんをせめました。お父さんは、いつかあき君に本当の事を伝えないといけないと考えていたので、あき君を部屋に呼び、本当のことを伝えました。

「あき、今までのお母さんの言葉は、空にいるお母さんの声を、お父さんに伝えてもらっていたんだ。でも、これからは、あきが直接その声を聞いてほしい。お母さんとお話ししたくなったら、お空を向いて、心の声で話しかけてごらん。きっとお母さんは答えてくれるよ。」

お母さんがいなくなったことを理解できるくらい成長していたあき君は、少し泣いた後「お父さん、いままでお母さんの声を伝えてくれてありがとう。ボクもお母さんの心の声、聞こえるよ。

もう大丈夫。お母さんがさみしくないか心配だけど、いつもお空から僕の事を見ててくれるんだね。それなら寂しくなよね。」 そう言って空を見上げると、白い雲と一緒にお母さんの笑顔が見えた気がしました。

 

おしまい

 

 

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