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【絵本読み聞かせ】6歳の僕へ(6さいのぼくへ)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2019-2-15

あらすじ…

サッカー選手になった僕が、6歳の自分へ向けてエールを送るお話です。

初めからサッカーが上手な訳ではなかったけれど、サッカーを好きだという気持ちを持ち続けて一生懸命練習に励むことで、選手になるという夢を実現できた、ということを過去の自分に伝えています。

これは、もしかすると、大好きなサッカーに対して、いつも迷わず、ひたむきに取り組んできた過去の自分への感謝のメッセージとも言えるのかもしれません。

このお話から、諦めずに努力すれば夢は叶うと学べます。

 

6歳の僕へ(6さいのぼくへ)

 

これは大人になった僕から、まだ6歳の僕へのメッセージ。どうしても君に伝えたいことがあるんだ。
君の夢はサッカー選手だよね。毎日友達とサッカーをして、泥だらけになってはお母さんに怒られている。でも君は、怒られてることなんて全く気にせず、毎日毎日思いっきりサッカーを楽しんでるよね。

毎日飽きずにサッカーをしていると、お母さんがサッカークラブに入れてくれるんだ。君はみんなよりも下手っぴで、練習の後は悔しくてよく泣いてたっけ。

でも、その「悔しい」って気持ちが大事なんだ。君はバカにした奴らを見返してやろうと、練習練習の毎日だ。「絶対にうまくなってやる」それが君の口癖になる。

小学校、中学校とサッカーばかりの毎日だ。「お前なんかプロになれない」なんてことも言われるだろう。でもそんなことは気にするな。構わずに自分を信じて練習を続けて欲しい。だけどたまには勉強もしないとお母さんに怒られるから気をつけるんだよ。

君は高校に入ると足を怪我してしまう。その時にサッカーを続けるか迷うだろう。そんなときは必ず一人で悩まないで、周りに相談するんだ。君の周りにはいつだって夢を応援してくれる仲間がたくさんいる。

君はサッカーがとにかく大好きだ。大好きだから練習が辛くても、下手っぴだって馬鹿にされても、怪我をしても、決して夢を諦めないでほしい。大人になった君、そう、今の僕はどこにいると思う?

観客でいっぱいのグラウンドで、たくさんの声援を浴びながらボールを追いかけているんだ。君は努力して、プロのサッカー選手になるんだよ。
夢を諦めないで努力した結果さ。「絶対うまくなってやる」それを忘れるな。努力を続ければ君の夢は叶うんだ。それを君に伝えたい。

 

おしまい

 

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