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ケーキ屋さんの1日のお仕事のお話です。
ケーキ屋さんのお仕事は、朝のお店の掃除から始まります。 その後は開店までケーキの準備、開店してからはケーキを売る人と明日のケーキを作る人に分かれて働きます。 夕方には必要な材料の注文を行い、最後に調理道具を洗ったり掃除をして夜遅くに1日が終わります。
このお話から、ケーキ屋さんのお仕事について大変なことや難しいこと、楽しさや、やりがいなどを楽しく学べます。
ケーキ屋さんの朝はとっても早い。
朝6時、まだみんなが寝ている頃にケーキ屋さんの1日は始まります。
まずは、ケーキを作る場所のお掃除です。ケーキのふわふわスポンジを作る場所も、クッキーを焼く場所も、お店にケーキが並ぶ場所もピカピカに磨きます。
それが終わったら今度はお店の外のお掃除です。窓を拭いたり、ホウキではいたり、お買い物に来てくれる人に気持ちよくお店に入ってもらうために、お店の外もピカピカにします。
お店の中も外もピカピカになったら、今度はケーキやクッキーを作る準備をします。
よく手を洗ったら、クリームを作ったり、フルーツを切ったり、ケーキを切ってお店に並べたり…朝からとっても忙しい。
10時になりました。あっという間にお客さんが来る時間です。お客さんは、甘くて美味しそうな匂いがするお店に入ると「わー美味しそう!」
笑顔でケーキやクッキーを選んでいきます。ケーキ屋さんはみんなのキラキラした顔を見て、嬉しくてニコニコ顔になります。
お店が始まると、ケーキを売る人と作る人に別れます。
ケーキを売る人は、お客さんのほしいケーキを聞いて、箱に詰めたり、少なくなったケーキを足したりします。
「お誕生日ケーキ下さい」「はい、お名前は?」「みかちゃんでお願いします」「かしこまりました。少々お待ちください」
そう言って、ケーキ屋のお姉さんはケーキを作っている人のところへ行き、チョコレートに名前を書いてもらいます。
「おまたせ致しました。こちらでお間違えないですか?」お姉さんは名前の描いてあるプレートをお客さんに見せました。「まぁ、可愛い!」お客さんは大喜びです。それを見てケーキ屋さんも大喜び。お誕生日のロウソクと一緒にケーキを渡します。
ケーキを作る人は、次の日のケーキを作りはじめます。他にも、クッキーやパイを焼いたり、みんなが楽しみにしているお誕生日ケーキを作ったりします。どれも1つ1つ、お客さんの喜ぶ顔を思いうかべながら、丁寧に作っていきます。
夕方になると、フルーツや、ケーキを作る材料を、それぞれのお店屋さんに注文します。これを忘れてしまうとケーキを作れなくなってしまうので、これもとっても大切なお仕事です。
あっという間に夜になりました。
お店が終わると、お掃除の時間です。
ケーキを作る道具を洗ったり、作る場所を綺麗にピカピカに拭いたりします。
夜、みんなが寝静まる時間、ケーキ屋さんの1日も終わります。
朝も早くて、準備も多いケーキ屋さん。
でも、みんなの美味しい笑顔の為に、明日もケーキ屋さんはがんばります。
おしまい