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【絵本読み聞かせ】赤ちゃんがやってきた(あかちゃんがやってきた)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

2018-11-20

あらすじ…

赤ちゃんがやってきて、ボクがお兄ちゃんになるお話です。

赤ちゃんの面倒を見るのに忙しいママにボクは、かまってもらえません。ボクはだんだん赤ちゃんのことがキライになりますが、赤ちゃんの笑顔を見ると、可愛いと思うようにもなり、それはボクが赤ちゃんを大好きだと思うように、今でもママはボクを大好きなのだと分かりました。

ママにとって子どもはみんな可愛く、大好きなのだと伝わるお話です。

 

赤ちゃんがやってきた(あかちゃんがやってきた)

 

ボクのウチに今日赤ちゃんがやってくる。
昨日病院で初めて見たけど、赤ちゃんはホニャッホニャのフニャッフニャだ。
だから大事に大事にしないといけないんだ。ボクはお兄ちゃんになった。

「ただいまー」大好きなママの声がした。
「おかえりー!!」ボクは大きな声で元気いっぱいに返事をした。ママは元気なボクが大好きなんだ!すると、「シー。赤ちゃんが起きちゃうでしょ。」と言われてしまった。
あれ…?ん〜、なんか…つまんない。

お風呂にはいると、「もうお兄さんだから、一人で洗えるよね?」と言われた。いつもはママが洗ってくれたのに、ママはさっさと洗って赤ちゃんを抱っこする。
やっぱりなんだか…つまんない。

寝る時も、ママは赤ちゃんばかり気にしている。ママはボクのママだったのに。つまんないつまんないつまんない。だんだん赤ちゃんがキライになってきた。ママをボクから取っちゃったんだもん。ママは赤ちゃんのママになっちゃったらしい。

絵をかいてみた。ママの絵。「みてみて!ママを描いたよー!!」「あら、すごい!上手ね」それだけいうと、すぐに赤ちゃんのほうを見る。前はボクが書いた絵のどこがすごいか、一つ一つを褒めてくれたのに。あーーーーーつまんないよーーーーーーー。

赤ちゃんがウチに来てから、毎日がとてもつまらなくなった。ボクは赤ちゃんをキッと睨んだ。すると、赤ちゃんがフゥエ〜っとした顔で笑った。「あら、初めて笑ったわ!お兄ちゃんのこと、大好きなのね!」ママが言った。

ボクはもう一回赤ちゃんを見た。目があった。また笑う。ん〜可愛いじゃないか。なんだか心がホクホクする。ボクは赤ちゃんに近づいてみた。

「お膝に座る?」ママが膝をポンポン叩いて言った。ボクは嬉しくて飛び乗った。
「赤ちゃん触っても良い?」「もちろんよ」手を出してみると、小さな手がボクの指をギュッと握った。ん〜たまらなく可愛いじゃないか!!なんなんだこのちっこい手は!!!

ほっぺを触ってみた。プニップ二じゃないか!!なんて気持ち良いんだろう!!一日中プニプニしていられるぞ!!!

次は足の裏を触ってみた。な、な、何だこれは!!!スベっスベじゃないかぁぁぁぁ!!!
ボクはおもわず足の裏をほっぺでスリスリしてしまった。

赤ちゃんのそこら中をすべすべスリスリしていると、ママがププッと笑った。
「アナタが産まれた時、ママもアナタに、おんなじことしてたのよ」だって。

「ボクもこんなにスベスベプニプニだったの?」ボクが驚いていると、「あら、今だってスベスベのプニプニよ」っていいながら、ママはボクの顔をプニプニスベスベしてきた。それを見ていた赤ちゃんがまたまた笑った。

ボクは心の底から赤ちゃんを可愛いと思った。ママはボクにプニプニスベスベしながら「もーほんと可愛い!お兄さんになってもずーとずーっと可愛い!ふたりとも大好き!」と言いながら、嬉しそうに赤ちゃんとボクをぎゅーっとした。ママは今でもちゃんとボクのママだった。

その日からボクは、赤ちゃん笑わせ係になった。朝起きて、変な顔をする。「キャッキャッ」と赤ちゃんが笑う。

ママがおむつを変える時、いないいないばーをする。やっぱり「キャッキャッ」と赤ちゃんは笑う。ボクが何をしても赤ちゃんは笑ってくれる。なんて可愛いんだ赤ちゃんって!!!

ボクはもう、赤ちゃんに夢中にだった。泣いてたってその泣いてる顔も可愛い。笑っていたらそれはもうほんとに可愛くてしょうがない。「赤ちゃん」っていう大好きな人が増えたボクは、毎日がと〜っても楽しくなった。

 

おしまい

 

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