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お話・読み聞かせ , ehonly , えほんりー , 絵本 , 読み聞かせ
うどんの視点で語られたお話です。
うどんにも喜怒哀楽があって気持ちを持っています。君と同じようにママがいて、甘えたり怒られたりもしています。君が誰かに「好き」と言われたら嬉しいように、うどんも「好き」と言われたら嬉しいのです。
こうして、食べ物の気持ちを考えると、残さずおいしく食べて「好き」と言ってあげたくなりますね。
ボクはうどん。
うどんにだって気持ちがある。
楽しい時には笑う。どうやって笑うかって?
「うどっどっどっどんどん!うどっどっどっどんどん!」
って笑うんだ。
君はどうやって笑う?「わっはっはは〜」?
それとも「うひゃっひゃっひゃ」かな?
うどんだって悲しいことがあったら、もちろん泣く。
「うど〜〜んどんどん…うど〜〜んどんどん…」ってね。
君はどうやって泣くのかな?「うぇ~んえん」?
それとも「グスングスン」かな?
うどんだって怒ることもある。
「う〜〜〜どどどどどど〜〜〜〜ん!!!」
よくママがこうやってボクを怒るんだ。
君のママも怒るかな?「こら〜!!」かな?
それとも君は怒られないいい子かな?
ちなみにボクは毎日怒られているよ!
だけどやっぱりママが大好きだから「う〜♡どんっ♡」って甘えるんだ。
君はどうやってママに甘える?ぎゅーっとして「大好きだよ」って言うのかな?
もし今隣にママがいたらやってみて?きっと「大好きだよ」って返してくれるよ!
うどんにだって気持ちがある。
ボクを見て喜んでもらったり、残さずたくさん食べてもらえたら、嬉しくて嬉しくて
「うぅぅぅぅどぉぉぉぉぉぉんッ!!!」って思いっきり喜んじゃう。
君も褒められたり「好き」なんて言われたら嬉しくなっちゃうよね!
「やったー!!」って両手を広げて喜ぶのかな。
ボクも君と同じだよ。
美味しくたくさん食べてもらって「好き」って言ってもらえることが1番嬉しい!
いつか君に食べてもらえることを楽しみに待っているよ。そのときはやっぱり、残さず食べてくれたら嬉しいな。
おしまい