あらすじ…

サッカー選手の仕事をわかりやすく解説するお話です。

試合がある日と、試合がない日にわけて、サッカー選手が日々をどう過ごしているかが書かれています。
華やかな試合だけではなく、話し合いをしたり準備をしたりすることも、サッカー選手の仕事です。

夢を叶える為には、毎日の努力と諦めない気持ちが大切だということが学べます。

おしごとえほん「サッカー選手（せんしゅ）」

サッカー選手のお仕事は、朝起きる時間から始まります。
身体が１番たくさん動けるのは起きてから８時間後。もちろん人によって変わるので、自分で自分の身体をよく知って、１番動ける時間を探します。
試合がある日は、自分が１番動ける時間に試合ができるように、朝起きます。

夕方に試合がある時は、お昼までの時間、自分や対戦相手のビデオを見て動きを確認したり、音楽を聞いてのんびりしたりします。

お昼を食べたら、チームの練習場へ向かいます。
練習場では、みんなでどうやって相手に勝つか話し合いをします。

話し合いが終わると見に来てくれたお客さんへ、挨拶にいきます。握手をしたり写真を撮ったり、たくさんの人にありがとうを伝え、サッカーを好きになってもらうことも大切なお仕事です。

それが終わると、いよいよ身体を動かします。
身体を動かして温めると怪我を防げたりできるので、とっても大切な試合の準備です。

夕方、いよいよ試合が始まります。試合前にたくさん身体を動かして準備していたので、いっぱい動いても怪我することなく絶好調です。

サッカーは１１人で行います。
見に来てくれた人の「頑張れー！」の声を聞きながら、ドリブルをしたりパスをしたりゴールを守ったり、１１人みんなで協力しながらゴールを決めます。

みごとに試合に勝つと、TVの取材を受けたりします。それから家に帰り、ゆっくり身体を休めます。試合がある日の一日はこれで終わります。

では、試合のない日はどうでしょうか。
試合のない日は、朝７時に起きて、夕方までずっと練習をします。
練習場に行き、走ったりチームのみんなと試合をしたり、キックやドリブルの練習もします。

自分の苦手なことや、もっと上手になりたいことがあれば、みんなが帰った後も練習をします。
チームで活躍するには、まず１１人の選手か、７人の代わりの選手に選ばれないといけません。まず自分が上手になり続けないと、試合に出ることは難しいのです。

試合に出る選手は試合で活躍できるように、選手に選ばれなかった人は選ばれるように、この練習を毎日必ず続けます。

チームで活躍し、みんなに応援してもらえるようなTVでみるキラキラかっこいいサッカー選手になるには、毎日の欠かさない練習と諦めない気持ちが大切なんですね。

おしまい

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